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パソコンの故障 〜HDD(ハードディスク)の交換/6

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新しいHDDの Dドライブの作成 (Lenovo(レノボ) H330/11853HJ)
パソコンの電源を入れると、すぐに「OSがありません」というエラーメッセージが表示されます。

そりゃあそうです。新しいハードディスク(HDD)の中身は空っぽなわけですから、パソコンが動くわけがありません。 そこで、先日作成しておいたリカバリディスクをCD/DVD-ROMドライブにセットします。すると、あとは画面の指示に従ってリカバリーが完了します。

ただし、復活したパソコンには、Dドライブがありません。ハードディスク全部がCドライブです。

これは、Lenovo Rescue System 3.0 で作ったリカバリディスクが、ハードディスク全体を工場出荷時の状態に戻すためのものではないからです。 それは、リカバリディスクが本来、既存のハードディスクをリカバリするためのものであり、新しいハードディスクに交換することは想定されていないのだと思います。

結局、今回のリカバリーは、通常のリカバリー(ハードディスクのリカバリ領域からCドライブを復活させるもの)が、DVD-Rからの実行になっただけの違いです。 ですから、Cドライブが復活しただけということになります。

しかし、ここでがっかりする必要はありません。Windows7の機能を使えば、自分でDドライブを作ることができます。

スタート>コンピューターで右クリック>管理>コンピューターの管理>記憶域>ディスクの管理 を開きます。(スタート>コントロールパネル> システムとセキュリティ>管理ツール>ハードディスクパーティションの作成とフォーマット でも行けます。)

画面を見ると、500GBのハードディスクは465.76GBと表示され、「100MB+Cドライブ:465.66GB」となっています。ここで、Cドライブの位置で右クリックし>ボリュームの縮小 を選択し、 縮小する領域(MB)を指定します。このとき、縮小可能な最大値は376771MB(この場合の縮小後の領域は、100065MB)と表示されていたので、そのままその数字を採用しました。 つまり、縮小後のCドライブは、約100GBになるということです。

縮小後の結果は、「100MB+Cドライブ:97.72GB+未割り当て:367.94GB」となりましたので、今度は、未割り当ての位置で右クリックし>新しいシンプルボリューム を選びます。 そのままドライブ名をDにして、フォーマットすれば、Dドライブ:367.94GBの完成です。(念のため、再起動)

ところで、故障する前のハードディスク(500GB)は、どういうパーティションで区切られていたのでしょうか。私のパソコンに関しては、メモを取らなかったので不明です。 インターネットで調べたら、「Cドライブ:48.8GB+Dドライブ:391GB+隠しパーティション」と「Cドライブ:97.6GB+Dドライブ:346GB+隠しパーティション」のケースが見つかりました。

この隠しパーティション(リカバリ領域)にリカバリファイルが格納されていたわけですが、私の新しいハードディスク(HDD)には、隠しパーティション(リカバリ領域)はありません。 ですから、もし今後リカバリーする場合は、リカバリディスク(DVD-R)から行うことになります。実際、試しに Lenovo レスキューシステム(OneKey Recovery)を起動してみましたが、リカバリ領域からのリカバリーは、エラーで使用できませんでした。

でも、そういう違いはありますが、パソコンはこれで完全に復活しました。


【追記】 Dドライブを作ったら、システムの保護を有効にする。

パソコンがおかしくなったときに復旧作業をする場合、bQ システムの復元・回復で行ったように、通常は、「システムの復元」 ⇒ 「高度な回復方法/以前に作成したイメージによる回復(バックアップからの回復)」 ⇒ 「Windowsの再インストール」という順番で進むと思いますが、 上述の作業でDドライブを作成した場合、「システムの復元」の設定がはずれて機能しなくなるようなので、改めて設定する必要があります。(スタート>コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム>システムの保護(または、システムのプロパティから「システムの保護」タブを選択)に進みます。 ここで、保護設定という項目で、「Cドライブ(システム)」の保護が「有効」になっていないと「システムの復元」を使った回復作業が出来ません。恐らく、余計なCドライブ「不明なCドライブ」というものがあり、それが「有効」になっているので、まずはそれを「無効」にします(邪魔なCドライブの表示のところをクリックして選択し、構成>設定の復元>システムの保護を無効にする>OK)。 すると、この邪魔なCドライブは消えてなくなります。それから本物の「Cドライブ(システム)」の保護を「有効」にします。(構成>設定の復元>システム設定とファイルの以前のバージョンを復元する>OK/ディスクの領域は勝手に1%になりましたが、それでは2〜3回分しか保存できないので、私は適当に3%にしておきました。)



ところで、壊れたハードディスクは、どうやって捨てようか・・・・・



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